療育とは「治療」と「教育」を合わせた言葉ですが、障がいのあるお子さんの将来的な自立を目指した支援です。
児童発達支援という言い方をすることもあります。
発達障害のお子さんを対象とした療育には、
・コミュニケーションを円滑に行うためのSST(ソーシャルスキルトレーニング)
・運動のぎこちなさに対して実施する感覚統合
・保護者がお子さんへの関わり方を学ぶペアレントトレーニング
などがあり、お子さんの特徴に応じた内容のプログラムに参加します。
地域支援センターなどで実施されており、原則は就学前のお子さんが対象となります。
まずは地域の相談窓口に問い合わせてみてください。
早期に療育を導入することで、お子さん自身が社会生活に必要な能力を身に付けることが期待されると同時に、保護者の方の相談先としての役割も重要です。
お子さんの成長を一緒に見守り、日々新しく出てくる困りごとや対応の仕方について相談できる場所になれば心強いですね。