コラム
合理的配慮ってなに?
平成25年に制定された障害者差別解消法(『障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律』)では、合理的配慮の提供義務が定められました。これは、障害により生じた社会的障壁を取り除くために考慮される、それぞれの障害特性に応じ … Read more
限局性学習症(SLD)の診断と支援
知的には問題がないにもかかわらず、読み、書き、計算などの学習が著しく困難な場合に診断が付くことがあります。学童期のお子さんの場合、決して怠けているわけではないのに努力が結果に結び付かず、自尊心の低下につながりやすいという … Read more
注意欠陥多動性障害(ADHD)の薬物治療
ADHDのお子さんの場合もまずは環境調整を考えることが優先されますが、薬物治療が有効な場合もあります。中核症状である不注意、多動性、衝動性に対しては、現在、メチルフェニデート塩酸塩、アトモキセチン塩酸塩、グアンファシン、 … Read more
注意欠陥多動性障害(ADHD)の診断基準
ADHDは不注意、多動性、衝動性を特徴とし、DSM-5(アメリカ精神医学会の診断基準)では社会的に支障のある症状が12歳以前から2つ以上の状況で存在することが診断基準となっています。 ADHDの中でも不注意が目立つタイプ … Read more
自閉スペクトラム症(ASD)の治療<薬物治療について>
症状によっては、それを和らげるためにお薬での治療が有効な場合もあります。副作用の問題や、同じお薬でも人によって合う、合わないがあるので、学校での様子を先生から伺ったりしながら慎重に検討します。 敏感さから来る癇癪や急激な … Read more
自閉スペクトラム症(ASD)の治療<環境調整について>
さて診断が付いた次の段階で、治療は何をするのでしょうか。“治療って何をするの?”で、まずはどんなふうに“環境”を整えるか考える、と書きました。 具体的には、診察でお聞きしたこれまでのお話や、心理検査で分かった患者さんご本 … Read more
自閉スペクトラム症(ASD)の診断基準
前回登場したウィング医師は、ASDを理解するための概念として・社会性の障害・コミュニケーションの障害・限定的な行動・興味・反復行動の3つの領域を提唱し、「三つ組の障害」と呼びました。 現在、DSM-5(アメリカ精神医学会 … Read more